PACellホームへもどる ↑
2014年
9月
03日
水
2013年
11月
04日
月
Kyle Thompson (カイル・トンプソン)という若干21歳の写真家の話。 彼は19歳から写真を始め、僅か2年の間に様々な雑誌に取り上げられるような活躍を見せている。HPの経歴にもあるように、学校で写真をトレーニングした事はなく独学の写真家である。 こういう早熟な写真家は大概極端に特殊なスタイルのシリーズを持ち、それが成功して有名になり、しばらくはそのスタイルを継続するのが常だ。 しかし彼はこの2年間フリースタイルでアイデア溢れる写真を作り続けているし、気軽に新作をFacebookなどでリアルタイムに公開し続けている。
一つには確かな撮影技術。 独学でありながらリッチで奥行きのある画像を作る事ができることが強みになっている。 もう一つはPhotoshopなどの画像リタッチの腕がプロ級なこと。 この上のポートレイトも道ばたの浅い水たまりであろうところに全身を沈めているかのようだが、おそらく合成であろう。 そしてもう一つは発想の豊かさ。尽きないアイデアである。ただし、これは想像となるが、インターネットを活用したありとあらゆる世界中の写真家からのアイデア拝借が彼の豊かな思いつきのもととなっていると推察する。 だからこそ彼はその成果も気軽にネットに公開する。 そのソースが一つではないことと、セルフポートレイトという「本人」しか出来ないことを混ぜることで独特のオリジナリティーを維持しているのではないだろうか?
18世紀に最も古い写真が作られたが、現存はしていない。 19世紀、1820年代以降現存するような形での写真が作られるようになり、1839年フランスのダゲールによって銀版写真の発明が大々的に発表される事になり、写真は世界中にブームを巻き起こし広まっていった。
エドワード・マイブリッジはイギリス出身でアメリカで活動した写真家。 人間や動物の動きを連続写真で捉えた。 それを再生することによって動画を生み出した。